六甲味噌スタッフブログblog
2010年2月の記事
2010年2月25日
40人以上のマンモスクラスで味噌作り!

2月24日は西宮の用海の婦人会の味噌作り教室でした。
こちらも毎年、講師を務めさせていただいておりまして、
ベテランの方の多い教室です。
今年はなんと40人余の方のご参加で
5kgの赤味噌を43人分作っていただきました!
記憶するかぎり今までの最多数です。
連日、声をはりあげているせいか...我輩は喉飴が欠かせません!


用海婦人会-1 100224-S.jpg
 
用海婦人会-2 100224-S.jpg


教室は始まる前から元気な奥様方のお声で賑わっていました。
毎年、楽しみにされているご様子が伝わってきて嬉しいことです。
また新しい方には若いお母様方が目立ち、
こちらも嬉しいことですね。

こんなにマンモス教室で大丈夫かな?と少々危惧していましたが
さすがにリピーターの方が多いだけあり、
我輩の説明を聞く前から、塩きり糀を作りだす方もいらっしゃいました。
初参加の若いお母様方もベテランの方に指導されて
テキパキと作業を進められ、
気がつくと全員が仕込み終わり!という感じでした。

いつも教室の最後に味噌を最後まで使いきる方法や
お正月のお雑煮用で余った白味噌を使う方法を
お話しするのですが...皆様、興味深く聞いてくださいます。

味噌を使いきる方法ですが
味噌は賞味期限が切れても最後まで活用できます。
賞味期限の間は香りも豊かでみそ汁に使っていただけます。
期限が少し過ぎて香りがなくなってきたら煮物がお勧めです。
鯖の味噌煮等がいいですね。
もっと時が経ち色も黒くなってきたら炒め物に使いましょう。
中華の回鍋肉等に用いると美味しくいただけます。

我輩のお話に教室のお母様方も納得のご様子でした。
こうして味噌を最後まで使いきっていただくと
味噌屋としては大変、有難いです!

2010年2月19日
伊丹の「いずみ会」の皆様と味噌作り教室

リーガロイヤルホテル大阪に続きまして
2月18日は伊丹の「いずみ会」に招かれまして
味噌作り教室の講師をさせていただきました。
西宮市や芦屋市、そして東灘区近辺には多く出向いていますが
伊丹市での教室は初めてです。

いずみ会の皆様は普段より食育活動をされている
お母様方でして、味噌作り以外にもお料理教室等、
様々な食に関するセミナーを開催されています。
(男性対象の料理指導もあるそうです!)
ですから皆様方、大変に手際がよく...
味噌作りもスムースに終えることができました。

伊丹いずみ会 味噌作り教室100218-S.jpg


この処、味噌屋の社長か?味噌作りの講師か?
分からない日々を過ごしていますが、
(おかげで社長業はスタッフに任せきり?!)
味噌作り教室で実際、お味噌を使われるお母様方の
ご意見を拝聴することは大変、勉強になります。

いずみ会のようにお子様の食育を考えておられる方々は
特に良い意見交換ができます。
大切な食生活がなおざりにされがちな昨今、
いずみ会ではカロリー、栄養素等を考慮したメニューを
指導されているようです。

具沢山のみそ汁は、簡単にできて栄養価も高い一品です。
このことを一人でも多くのお母様方に
知っていただきたいと望んでいます。



2010年2月18日
リーガロイヤルホテル大阪で味噌作り&味噌セミナー

1月末から始まった味噌作り教室ですが、
2月17日は大阪のリーガロイヤルホテルでも
講師を務めさせていただきました。

同ホテルの文化教室「エコールドロイヤル」の講座の一環として
午前中は「味噌」手作り教室、
お昼からは「万能健康調味料・味噌で星宙ランチ&トーク」
が実施されました。

ホテルでの味噌作り教室は初めてです。
当初はホテルにいらっしゃるリッチな奥様が手作りをされるのか?
なんて...ちょっと不安も感じていたのですが
十数名の奥様方がご参加くださいました。
中には以前も味噌作りに挑戦した...という方もおられ
皆様、なかなか手際よく、
予定の時間内に5kgの米赤味噌を仕込まれました。

リーガロイヤル味噌作り教室-S.jpg


引き続き行われたランチ&トークにも、
味噌作りをされた方が数名、ご参加くださり
我輩の講座に終日、お付き合いくださいました。

午後の講座は、「星宙味噌づくしの昼食」から始まりました。
こちらは30名近くの方々がご出席くださいました。
まずは同ホテルの日本料理総料理長の平野料理長より
六甲味噌をどのように活用していただいたかのお話しです。
お使いしていただいた味噌は「白アラ味噌」「白味噌」「黒大豆味噌」
「芦屋そだち・米赤つぶ味噌」「芦屋そだち・赤だし味噌」と
多岐に渡ります。

お献立を紹介します。

八寸 才巻海老温玉味噌漬け鋳込み ※白アラ味噌
    猪口盛り 蛍烏賊柚子味噌 ※白味噌
    いわしの土佐煮
    一寸豆 蕗の唐田楽 ※芦屋そだち・赤だし味噌
    秋刀魚焼棒寿司
    レモン梅釜 鯛の子 うすい豆琥珀巾

向附 貝ずくし...北寄貝 あぶり帆立貝 とり貝 菜種
          エシャロットの入った酢味噌 ※白味噌

焼き物 鱒の味噌漬焼 ※白アラ味噌 茗荷甘酢漬
針京蕪 青味大根味噌漬け ※芦屋そだち・米赤味噌
                  ※丹波黒大豆味噌

焚合  飯蛸の木の芽味噌掛け ※白味噌
     花びら人参 大根 木の芽

椀物  蟹のうすい胡麻豆腐 ほうれん草
     なめこの白味噌仕立て 水辛子 ※白味噌

香物  野菜の味噌漬と梅の譽 ※芦屋そだち・米赤さつぶ味噌 
                    ※丹波黒大豆味噌

果物  いちごのゼリー寄せ ミント


リーガロイヤル 星宙味噌づくし松花堂弁当-S.jpg
 
リーガロイヤル 星宙味噌づくし 白味噌仕立ての止め椀-S.jpg


旬の食材をふんだんに取り入れた彩豊かな松花堂おべんとうでした!
これだけの味噌づくしになりますと
お料理がとかく塩辛い味付けになりがちですが、
さすがはホテルの日本料理長の腕にかかると
味噌の塩分も計算された良い塩梅のお味です。
我輩も大変美味しくいただきました。

ご馳走の後は味噌談義です。
味噌の種類や地域色豊かな味噌文化について、
さらには味噌を美味しく活用する方法や保存の方法等、
色々とお話し致しました。

熱心にメモをとられる方もいらっしゃり、ご質問も多くいただきました。
味噌にご興味を持つ方が多く集まっていただき嬉しかったです。
食べることに興味がある方は食材についても興味がおありと...
改めて感じた次第です。

2010年2月15日
2月13日 お米と健康のつどい「ごはん・大豆フォーラム」に参加

兵庫県が毎年開催されている「お米と健康のつどい」は
今回のテーマが「ごはん・大豆フォーラム」ということもあり
米と大豆で作る「味噌」として六甲味噌も参加させていただきました。

      


お米と健康のつどい~ごはん・大豆フォーラム~100213-S.jpg 

お米と健康のつどい~ごはん・大豆フォーラム~100213-2S.jpg
 
お米と健康のつどい~ごはん・大豆フォーラム~100213-3S.jpg


開催場所は登録有形文化財の「兵庫県公館」で
参加者は500名余りだったとのことです。
生憎、我輩は所用のため出向けませんでしたが
弊社スタッフが行きイベントと合わせまして、
チャッカり、ルネサンス様式の館内の見学もしてきたようです。
報告によると3階部分の見学は土曜日のみらしく
スタッフは役得に満足しておりました。

当館は我輩も何度が訪れたことがありますが、
3階部分が見学できることは知りませんでした。
またの機会に行ってみたいものです。
料金は無料とのことですので、
是非、昭和初期の建築にご興味のある方は見学されてはと思います。

ここからは弊社スタッフの報告文を引用します。

フォーラムは一部が
「お米甲子園」と題する美味しいお米のコンテストの受賞者の発表、
さらには美味しい「おべんとう」「おにぎり」の
コンテストの表彰もありました。
館内には受賞者の作品がパネル展示してあり、
どれも盛り付けや彩りも良く、とても食欲をそそるものでした。

第二部はポートピアホテル「アランシャペル」エグゼクティブシェフ
小久江シェフの講演です。
シェフは神戸を代表するホテルのシェフとして
日本におけるフランス料理の発展に勤めてこられましたが、
意外にも3食とも「ごはん」だそうです。
お米がいかに栄養価に優れた食品であるかをお話しいただき、
更にはお米を用いた各国のお料理も紹介してくださいました。

現在は後輩のご指導や食育にも幅広く活躍されています。
心に残ったお話しは5つの「こ食」を避けるようにとのご助言です。
その5つとは
1)孤食...一人での食事 
2)小食...少しの量しか食べない
3)固食...固定したメニューで同じものばかり食べる
4)個食...個人の好きなものばかり食べる
5)粉食...麺類や小麦粉を使った食品等、粉物ばかり食べる
とのことでした。

要するに家族や仲間と楽しく色々な食品を食べることが
体にも良いということになるのですね!
有意義なお話しを拝聴致しました。
これからの食生活に活かしたいと思います!


2010年2月12日
京都の蕎麦茶寮「澤正」さんで嬉しいハプニング

皆様にもおなじみの京都の蕎麦茶寮「澤正」さんの
今月のお献立「幸梅月のお献立」に
六甲味噌の「酒米仕込み」を使って頂いています。
そうと知ると、我輩も行かない訳にはいきません!
2月11日の祝日に妻と一緒に行ってきました。

澤正さんでは昨年より山科の農家さんと契約して
有機栽培の野菜を使っておられますが、
今回もお野菜がたっぷりのヘルシーなお献立でした。
お献立-Ss.jpg

いつもながらに彩り豊かな八寸には
「畑菜」という菜っ葉が椎茸と一緒に辛し和えに使われていました。
阪神間では聞きなれない野菜ですが、
京都では畑菜はポピュラーな野菜だそうです。
頂くと少しほろ苦さがあり、この時期の野菜であることを納得しました。
早春の野菜の苦味は、
漢方では冬に弱った臓器を目覚めさせる働きがあると言われています。

 

八寸-Ss.jpg
 
温鉢 南紅梅と鯛とそば餅の蕎麦餡仕立て-Ss.jpg

次の温鉢には我輩も懇意にさせていただいています
梅の産地みなべの「梅翁園.」さんの南高梅の梅干しを
そば粉のコロモで揚げて用いられていました。
平たく言えば梅干しの天婦羅のようなものですが、
こんなアイデァは澤正の澤田さんならでは!
蕎麦餡の中で崩していただくと、
爽やかな酸味が広がりとても美味しかったです。

小鉢 更級変わりそば胡麻だれ仕立て-Ss.jpg
 
焼物 地鶏の蕎麦粉焼き-Ss.jpg 

 
お料理は「小鉢」「焼き物」「お蕎麦」とすすみ


温かい手打二八蕎麦-Ss.jpg  御飯と酒米仕込みの味噌汁-Ss.jpg

 
最後の「御飯」と一緒に酒米仕込みのみそ汁が登場しました。
一口すすって...澤田さんの和出汁ならでは味わいに
手前味噌ではありますが、
酒米仕込みはこんなに美味しいのか!と改めて感動致しました。

そのお味噌汁をいただいたいる最中に、
別室に芦屋のお客様がいらっしゃり、
六甲味噌を存じておられる...との嬉しい情報が飛び込んできました!
せっかくの機会なので...とその方々のお席までお邪魔して
厚かましくお写真もご一緒させていただきました。
澤正にて100211-SS.jpg
京都でご近所の芦屋の方とお知り合いになれるとは!
これも不思議なご縁です。 
澤田さんもご一緒に、ひとしきり味噌談義をして
楽しい時間を過ごさせていただきました。

嬉しい出会いを取り持っていただいた澤正さんに感謝です。


ご一緒して頂いたスタジオdp梅田さんもブログに紹介して下さいました。

2010年2月8日
会社のrecreationで

2月7日日曜日
会社のrecreationです。
前日までの大雪を心配してましたが、当日は快晴で、


雪の舞鶴道20100207-S.jpg


毎年2月恒例の丹後半島の「間人」まで「かに」を食べに行ってきました。
美味しいものを見つけては、どこそこへ行くのですが
ここだけは毎年行ってます。


今年も寿海亭さんで新鮮な松葉蟹を堪能いたしました。
生蟹、茹で蟹、蟹味噌、焼き蟹、刺身、甘エビ、牡蠣、貝柱、つぶ貝
とにかく此処でないと生の蟹はいただけません。



間人の蟹20100207-S.jpg

今年もお腹いっぱい大満足でした。


その後、ここの親父さんの弟さんが描かれた襖絵を拝見に昔の丹羽荘に案内していただき、
見る角度によって表情の変わる襖絵を鑑賞しました。


襖絵-1-S.jpg

  襖絵-2-S.jpg
いろいろテレビ等で紹介され、
先日もテレビ大阪で「北近畿ぶらり鉄道の旅」でハイヒールリンゴさんが紹介されてました。


親父さん(今年82歳になるそうですが)現役の素潜り漁をされていて
水深25mは普通に潜られ、冬の日本海の水温2度でも潜られる、すごい方です。

2010年2月8日
西宮卸市場事務所の会場でも味噌作り教室を開始!

2月6日土曜日、粉雪が舞う寒~い日、
ともも誌主催の味噌作り教室が
阪神米穀さんに続き、西宮卸市場事務所の会場でも始まりました。
当教室は基本的に土曜日の開催のため、
親子やご夫婦で参加する方が多いです。

初日は、お子様を連れて参加するお母さま方、
お子様とご両親のご家族で参加される方、
ご夫婦でご参加の方等で会場は満杯!
もちろん男性の姿も数名ありました。


ともも味噌作り教室20100206-S.jpg



今回の教室は約半数の方が初めてでしたが
熱心に質問される方が多くいらっしゃいました。
特に仕込んだ味噌を熟成させる場所や
熟成の過程でカビが生えたらどうするか?の問いが目立ちました。

味噌の大敵は水分と乾燥...この両極端の敵から守るため
風通しがよく、直射日光のあたらない場所で熟成させるのが
良いのですが...マンションにお住まいの方が多く、
なかなか適所が見つからないようです。
そのような方には玄関をお勧めしています。

また熟成過程で生えるカビも気になさる方が多いのですが
こちらは、こまめにチェックしてなるべく白いカビの間に
スプーン等でえぐるように教えています。
白いカビ?と思われる方もいらっしゃるでしょうね。
タンポポの綿毛のような形のマクロ状のものです。
黒いカビになってしまうと根が深くなりますので
白いうちに取り除くのがコツです。

このような質問やメモをとられる方は以外に男性が多いです。
昨今は男性も家事をする(kiwi husband)のがトレンドと聞きますが、
なるほど...と思ってしまいました。

西宮卸市場事務所での教室はあと2回開催されますが、
すでに満杯とのこと!
きっと次回も元気なお子様や家事に熱心なお父様が
たくさん参加されるかと...思います。



2010年2月6日
芦屋市内の食仲間の集い

芦屋市内で食品の仕事に携わっている4人で「4人会」というグループを作っています。


食をテーマで何かを研究するという難しい会ではなく...


ただ、定期的に集まって美味しいものを食べて楽しくおしゃべりをする集いです。


冬の幹事は吾輩が務めましたが、その日の事を仲間の一人の梅田さんがブログに紹介してくださいました。


 


梅田さんは、食を中心に活躍される名カメラマンで、


六甲みその季節のポスターの料理写真も撮ってくださっています。


合わせてスタジオdpさんのホームページも是非、ご覧ください!