2009.07.30
日本料理の調味料を加える順番を「さしすせそ」で現します。
-「さ」は砂糖、「し」は塩、「す」はお酢、「せ」は醤油、
そして最後の「そ」が味噌です。
「さしすせそ」の順番には科学的裏づけがあります。
調味料を加える順番には分子量の大きさが関係しています。
砂糖の分子は塩よりも大きく食品に味が浸透しにくいことから
塩よりも先に砂糖を入れます。
「すせそ」の順番は揮発性と香りの関係でして、
味噌は最後にくるということは、一番、香りが飛びやすいという訳です。
みそ汁を美味しく作るには、
味噌は最後に入れ一煮立ち…と常々申していますが、
他のお料理でも味噌は最後に入れてくださいね。
調味料を加える手順一つでお料理の美味しさが変わります。
覚えやすい「さしすせそ」の順番を守ってください。