最後にディタ酒を混ぜます。
【渋皮煮 仕込み】
・初日
生栗を水に漬け一晩置きます。
・二日目(艶のある部分の皮を剥きます)
生栗の鬼皮を剥きます。
両サイドを内皮に傷つけないように剥きます。
平面の皮をナイフを使って、剥ぐように取りす。
カーブしている面の皮を、同様に剥きます。
この時、下の部分の剥けない皮はそのままにます。
再び、水に漬け一昼夜。
※この時から、水には小麦粉を大匙2杯程度、溶かしたものを使用します。
・3日目
剥けなかった下の皮を、ナイフを使って剥ぐように剥きます。
再度、小麦粉溶かし水に漬け、一昼夜。
・4日目
竹串等を使用して、渋皮をこすり取ります。
再度、小麦水で一昼夜。
・5日目(いよいよ重曹で、渋抜きです)
太い渋皮も竹串で取り除きます。
その後、栗がヒタヒタに被る程度の重曹大匙1杯入りの水から煮ます。
※火加減は水面が”微笑む”程度。
グラグラ煮てはダメです。
約10分ほど、この状態を保ち、水を換えます。
ただし、水道水の勢いに注意する事。
栗の”割れ"の原因になります。
再び、火に掛け…×合計3回。
再度、煮ます。
この時から水のみです×3回。
この状態で、残った渋皮は綺麗に取れます。
・6日目(砂糖を含ませます)
一度に分量の砂糖を全ていれません。
二度に分けて、仕上げます。
鍋に砂糖の1/2量を入れ、火に掛けます。
途中、残りの砂糖を順次追加し、全量を入れます。
※この時のシロップの量は、栗がヒタヒタに浸かる状態がベスト。
紙フタを使用します。
そのままの状態で常温で冷やします。
保管
①常温で保管・・・シロップの濃度によりますが、2~3日で食べ終わりましょう。
②冷蔵庫保管・・シロップと共に、冷蔵庫で1週間から精々10日。
③冷凍で保管・・一粒ずつラップでくるみ、冷凍します。シロップも同様に冷凍して置きます。
ラム酒やブランディーで最後、風味づけも良いです。
白みそと生クリームは好相性。
濃厚な白みそに生クリームのうま味が更に加わり、ディタ酒の風味がとても合います。
是非、お試し下さい。
﨑田さまに提供して頂きました。
http://blog.livedoor.jp/ii88iihh/